TREK MADONE Gen.8 PROJECT ONE×ハドラスコーティング  マドンプロジェクトワン

本日はTREKの主力バイクの一つ『TREK MADONE SLR Gen.8』をご紹介いたします。

今作のMADONE SLR Gen.8はTREK史上過去最高傑作にして最速のバイクとなっています。

元は新型EMONDAのが開発のベースになっていましたが、軽量性とエアロ性のを高次元でまとめるために、2台のバイクを融合することが決まりました。

ただこのプロジェクトには過去最大の難題が設定されます。

それはEMONDAと同等かそれ以上の軽量性と、MADONEと同等かそれ以上の速さを追求するという非常に高く設定された課題でした。

数パターンの試作フレームを作り最適な形状を探します。前作のMADONEから大幅にコンパクト化したダウンチューブは軽量化に大きく貢献し、新たに設計されたRSLコックピット、さらには新たなOCLVカーボンを採用することで剛性を損なうことなく大幅な軽量化を実現しました。

MADONEというバイクはこれまで、EMONDAが登場して以降、TREKのラインナップの中では『エアロロード』『レーシングバイク』という位置付けでしたが、EMONDAと統合されたことにより、オールラウンドな1台として仕上がりました。

前作のEMONDAやMODANEに乗っている方でも十分に違いが体感いただけ、乗り換えに値するバイクだと感じています。

また前作のMADONEから採用されたISO FLOWはヘッドチューブに当たった風の流れを整え更なるエアロ性能を発揮します。

第6世代までに採用されていたISO SPEED(シートチューブがしなる構造)と同等の振動吸収性をもちながら150gも軽量化果たしました。

ISO SPEEDのように複雑な構造を撤廃したことでメンテナンス性も格段に向上しています。

つまりメンテナンス性、軽量性、エアロ性能どれをとっても究極の一台に仕上がっているのです。

競合他社ではTarmacがVENGEと統合やCannondaleもsystem sixのノウハウをSuper Sixに落とし込まれるなど事実上、全方向で対応できる最強の1台を生み出すことが最近のトレンドとも言えます。

これも2010年代にspecializedのVENGEやGIANTのPROPELといったエアロロードが誕生しエアロロードと軽量ロードで2分化されおよそ10年近くシーンや脚質によって使い分けるというプロの世界でも主流となっていましたが、結局また一つになるんかい!とツッコミ入れたくなりますが、こういった過程を得て究極のバイクが今誕生しているんですね。

さて今回はそんな最新の技術が詰まった究極のバイクをご成約いただきましたのでご紹介いたします。

バイク全体

写真を取り忘れたため別の車体で(滝汗)

コックピット周りはTREK Aero Roadインテグレーテッドハンドルはフレアになっており、ドロップ部分とブランケットより3cm広くなっておりブラケットボジションではエアロポジションが容易にとれるようになっています。幅、ステム長それぞれ細かく選べますので、特にMADONEのSLRグレードあたりを選ぶ際にはPROJECT ONEを選択する方も多いと思いますので、店頭のスタッフまでお問い合わせいただきフィッティングも受けていただくとなお良いと思います。

カラー:インターステラー

こんなカラーは他のブランドではまずお目にかかることはありません。こちらのカラーはプロジェクトワンの中でも最もアップチャージ金額が大きいカラーになっています。

プロジェクトワンでもプレミアムカラーのとなっており、今回のGen.8 のアイコン的カラーになっています。

さらに今回はハドラスコーティングを施工させていただき、さらに輝きを放っています。新車の状態がフレームにも負荷がかかっていないのでハドラスがしっかりのりやすいのが良いですね。新車購入時に施工いただくと通常28,000円から10,000引きの18,000円となります。ハドラスについてはこちらの記事を参考にしてください。

音澤 真之介

二子玉川店メカニック兼広報担当「トレックを知り尽くしたメカニック」

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