bikeport二子玉川店 一般車修理編 ママチャリタイヤチューブ交換

皆さんこんにちは。

bikeportでは日々様々なバイクのカスタマイズや修理のご相談を多くいただきます。

高級そうなスポーツ自転車を扱っているのに、ママチャリも修理できるの!?と思われがちですが、一般車修理大得意です!!

今回は『魔の水曜日』にパンクしてしまった一般車を修理させていただきましたのでご紹介いたします。

なぜ『魔の水曜日』かというと水曜日は自転車屋さんは定休日なところも多いのです。つまり水曜日にパンクなどのトラブルにあってしまうとご自宅まで帰れないのです…

そんな魔の水曜日でもbikeport二子玉川店は営業しているのです。

見た目はスポーツ自転車屋、入ってみれば意外と一般車も修理できる その名は『名自転車屋バイクポート二子玉川店』!!

今回はこちらの自転車の後輪側タイヤとチューブを交換(以下;タチ交)していきます。

チェーンにも違和感があるとのことでしたのでチェーンの状態も後輪を外しながら確認します。

フルカバータイプのチェーンカバーにも関わらず、チェーンがかなり錆びています。

クランク側のカバーを開けるとチェーンが錆びしていることに加えてチェーンが伸びすぎて弛んでいることがわかりました。チェーンが弛みケースの下部に接触しているためガラガラと異音がします。

ここまでだと本来はチェーンごと交換してしまった方がよいのですが、あいにくチェーンを切らしてしまっていました。(滝汗)

タチ交換のため後輪を外します。実はお店によっては後輪を外さずタチ交するお店もあります。

バック広げという工具を使いフレームを広げ後輪を外すことなく、タイヤとチューブを交換できるものですが、フレームに非常に負荷がかかりフレームが歪んでしまいます。確かに脱着するよりは早くできるのですが、フレームが折れてしまったりナットが留まりにくくなってしまいます。

車輪脱着が熟練してくるとむしろこのバック広げを使う作業時間とあまり変わらずあるいは、より早く修理することが可能です。

タイヤの状態はセンターがかなりすり減り、ひび割れを起こしています。日常では通勤に使われているようでした。

タイヤとチューブを外すと車輪側にチューブを保護するための『リムテープ』がでてきます。これはシングルウォールリムの場合はニップル(スポークを固定するための金具)がチューブにあってしまいパンクする恐れがあるため保護しているものです。これもチューブやタイヤ同様ゴムなのでヘタってくると写真のようにニップルの跡がくっきりでてきてしまい、いずれチューブに直接接触してしまいます。

これが新しいリムテープを巻いたあとです。程度にもよりますが、元々のリムテープに被せて二重にするケースもあります。

一般車やママチャリではあまり気になりませんが、タイヤのロゴをバルブの位置と揃えるとかっこいいです。

これからタイヤを手作業で嵌めていきます。

タイヤチューブがしっかり車輪に嵌りました。タイヤのビート(際のライン)が綺麗にリムに沿う形が理想です。

新品のタイヤチューブですから、当然バルブ、虫ゴムも新しい物に入れ替えます。

チェーンがたるみ切ったので車輪を戻すついでにチェーンのテンションも張り直します。

リアブレーキを再度取り付け、ブレーキの引き代調整も行います。

チェーンがなかったのでチェーンに注油します。今回は結果的にチェーンのテンション調整と注油で異音や弛みなど改善できました。

最後に各部の取り付けが適正かダブルチェックを行います。

試乗チェックして安全に問題なければ退院です。

お預かりしてから40分程度できました。すみません次回はちゃんとチェーンご用意しておきますね。

お客様からは「おぉすごい快適!」とお言葉をいただきました。

bikeportグループでは一般車の修理も全ての店舗で行っていますので、お困りの際はぜひ最寄りの店舗までご相談くださいね。

bikeport 二子玉川店 TEL:03-6805-7965

〒158-0094 世田谷区玉川1丁目17-7 『2025年5月時点定休日なし』

音澤 真之介

二子玉川店メカニック兼広報担当「トレックを知り尽くしたメカニック」

最近の記事

  • 関連記事
  • おすすめ記事
  • 特集記事
カテゴリー
カテゴリーを選択
PAGE TOP