【MTB】大人気Marlinの選び方(世田谷の自転車販売店bike port二子玉川)

皆様こんにちは、bike port二子玉川店の音澤です。
当店でも人気の高いマウンテンバイクのマーリンについて紹介と用途に合わせたグレードの選び方を紹介しようと思います。


マーリンってどんな自転車??

Marlin(マーリン)はTREKの中でも人気の高いモデルであり、長く存在しているモデルでもあります。
マウンテンバイクとしての使用だけではなく街乗りや通勤・通学など幅広く使用できる汎用性の高いハードテイルマウンテンバイクです。
そして、Marlinには4・5・6・7とグレードが用意されています。
使用用途によってグレードの選び方が決まってくるのでグレード選びもしっかりと理解しておく必要があります!!


見るべきポイント3つ!!

Marlinシリーズはグレードが変わってもフレームは変わることはありませんが付属してくるパーツが変わってきます。マウンテンバイクは、パーツ構成によって使用用途が大きく変わってくるので理解していただきたいポイントを3つ紹介していこうと思います。


サスペンション

まずは、フロントサスペンション。
マウンテンバイクに置いてサスペンションは大きく性能を左右するパーツの一つになります。

コイルサスペンション

コイルサスペンションとはコイル(金属のバネ)の伸縮を利用してショックを吸収するサスペンションです。
コイルサスペンションは、比較的安価で動き出しはスムーズではあるものの重量が重くライダーの体重に合わせた調整はほぼ出来ません(バネを変えるなどの方法があります)
注意:高価なモデルもございます。

エアーサスペンション

Marlin7にはエアーサスペンション、空気の圧力を利用して伸縮するサスペンションが搭載されています。
エアーサスペンションはコイルサスペンションに比べ重量が軽く、ライダーの体重に合わせた調整が可能となっています。
本格的にオフロード走行を考えている方はまたは、成人の方にはMarlinの場合エアーサスペンションを選ぶのがおすすめです。


ホイール(タイヤ)

マウンテンバイクではタイヤやホイールの性能によって走破性が大きく変わってきます。
特に、オフロード走行ではチューブを使用したクリンチャーやチューブの入っていないチューブレスといったものがございます。

クリンチャー

最も一般的な自転車のタイヤだと思います。
タイヤの中にチューブを入れて空気圧を高める使用方法です。
比較的手入れが簡単で、パンクした際にもチューブやタイヤの交換がしやすいのが特徴です。
しかし、オフロードを走行する際にグリップ力を高めるために空気圧をさげて乗ることがあります。そうすると、クリンチャーの場合チューブに穴が空きパンクしてしますリスクが高くなってしまいます。
通勤や通学のみでの仕様の場合は使用しやすいですが、オフロードの走行を考えている場合はパンクのリスクが高くなってしまうので注意が必要です。

チューブレス

名前の通りでチューブレス(チューブ無し)で使用するタイヤのことを言います。
対応しているホイールと専用のタイヤを使用しタイヤ内部にシーラントという液体を入れておきます、そうすることで空気が抜けることを防ぎ、小さな穴などが空いた場合にもシーラントが傷口を埋め修復してくれます。
そしてタイヤの中にチューブを入れることなく使用できるため、物理的にチューブに穴が空くということがなくなります。そのため、オフロード走行時に空気圧を下げた状態でもパンクのリスクを減らして走ることが出来ます。
オフロードの走行を考えている人は、チューブレス仕様になっている、もしくはチューブレスに対応しているモデルを選ぶのがおすすめです。


ブレーキ

自転車の操作性を大きく左右すると言っても過言ではないパーツがブレーキです。
ブレーキは自転車のスピードをコントロールするとても重要なものです。
特にマウンテンバイクの場合、ブレーキの性能の善し悪しでコース内での大きなクラッシュに繋がってしまうこともあります。
昨今では、油圧式のディスクブレーキが主流となっていてマウンテンバイクの場合だと多くのメーカーがマウンテンバイク用のブレーキを出しています。
Marlinの場合だと、ブレーキのグレードはそこまで変わることは無いですがモデルによってブレーキメーカーが変わってきます。メーカーなどを選ぶ際はアフターパーツの展開などが多いメーカーにするのがおすすめです。
もしくは、車体購入後にブレーキだけをカスタムでアップグレードするのもおすすめです。
私のおすすめブレーキは別のブログでご紹介しましたの気になる方はこちらも合わせてご覧くださいませ。

ここからがMarlinの紹介です!!

前置きが長くなってしまいましたがここからMarlinのモデルを先程のポイントも含めて紹介していこうと思います。
(ブレーキに関しては生産ロットなどによって変更される場合があるため除外させていただきます)


Marlin 4 Gen 3 ¥84,900-

Marlin 4は、トレイルでも舗装路でもしっかり走る、毎日の冒険に最適なデイリーライダーだ。トレイル仕様のフレームにサスペンションフォーク、Shimano ESSA 8速ドライブトレイン、ラックとキックスタンド用マウントを装備。初めてのトレイルライダーや、本格マウンテンバイクの丈夫さを備える安定した走りの快適なコミューターバイクを探す方には理想的な選択となる。(TREK公式ページより)

サスペンション

・SR Suntour XCE 28, coil spring, preload, 46mm offset for 29” wheel, 100mm QR, 100mm travel(Mサイズ以上)
フォークの左右ともにコイルが使用されているモデルになります。

ホイール(タイヤ)

リム・ボントレガー Connection(チューブレス非対応)
タイヤ・Bontrager Montrose Comp, ワイヤービード(クリンチャータイヤ)

チューブレスには対応していないため、もし後々チューブレス仕様にする場合はホイールとタイヤを変更する必要があります。

タウンユース強めの構成のため、普段の街乗りやグラベルなどでの仕様におすすめです。


Marlin 5 Gen 3 ¥99,990-

Marlin 5は、トレイルでも舗装路でもしっかり走る、毎日の冒険に最適なデイリーライダーだ。トレイル仕様のフレームにサスペンションフォーク、Shimano CUES 9速ドライブトレイン、ラックとキックスタンド用マウントを装備。初めてのトレイルライダーや、本格マウンテンバイクの丈夫さを備える安定した走りの快適なコミューターバイクを探す方には理想的な選択となる。(TREK公式ページより)

サスペンション

SR Suntour XCT 30, コイルスプリング, プリロード, 油圧ロックアウト
コイル式のサスペンションで、油圧式のロックアウトがついています。それにより、サスペンションが不要の場合ロックすることが可能です。

ホイール(タイヤ)

リム・ボントレガー Connection(チューブレス非対応)
タイヤ・Bontrager Montrose Comp, ワイヤービード(クリンチャータイヤ)
チューブレスには対応していないため、もし後々チューブレス仕様にする場合はホイールとタイヤを変更する必要があります。

Marlin4との違いはサスペンションとコンポーネントで、サスペンションに関してはより剛性の高い太さが30mmのものになり悪路を走ることを想定したものになっています。


Marlin 6 Gen 3 ¥149,000-

Marlin 6は、トレイルでのスキルアップに最適だ。最新の寝かせ気味なフレームジオメトリーが下りでの操作を楽にし、サスペンションフォークが路面からの衝撃を和らげる。ラックやキックスタンド用のマウントには、アクセサリーを簡単に取り付られ、万能な一台に仕立て上げられる。(TREK公式ページ)

サスペンション

RockShox Judy, コイルスプリング
RockShoxの中でも手頃な価格で、最高のパフォーマンスを実現しているエントリーサスペンション。
トレイルを走ることを想定したターンキーロックアウト機能を搭載し、ロックした状態で強い衝撃が加わった場合にもしっかりと動作してくれる機能がついている。

ホイール(タイヤ)

Bontrager Kovee 25 TLR(チューブレス対応)
Bontrager Montrose Comp, チューブレスレディ(チューブレス対応)
完成車状態ではチューブが入った状態ですが、すぐにチューブレスに変更することが可能になっています。
オフロードでの仕様がメインの場合はじめからチューブレス仕様に変更するのがおすすめです。

ドロッパーシートポスト

Marlin6・7に搭載されているドロッパーシートポスト。手元にあるレバーによりサドルの上げ下げが簡単に出来てしまう優れたパーツになります。
ドロッパーシートポストの最大の目的は、登坂時と降坂時で理想的なサドル高を簡単に切り替えることです。これが実は街乗りにも結構便利なんです!!
なぜかというと、信号待ちをしたりするときにサドルを下ろすと足がベッタリと着くことができます👍️

Marlin6は、4・5にくらべトレイルなどオフロードを走ることをより想定した仕様になっています。
通勤や通学での仕様にも使えますがお休みの日にしっかりとオフロードを走りたいに人におすすめです


Marlin 7 Gen 3 ¥188,000-

Marlin 7は自信の持てるトレイルジオメトリーにより、走る場所がトレイルでもそれ以外でもあなたのベストフレンドになる。岩場や段差からの衝撃をすばやく吸収するRockShoxのサスペンションフォークと、SRAM NX Eagle 12速ドライブトレインの豊富なギア設定で、価格と性能の完璧なバランスを実現する。(TREK公式ページ)

サスペンション

RockShox Judy Silver, エアーサスペンション
Marlin7にはMarlinシリーズ唯一のエアーサスペンション搭載モデルとなっています。
体重に合わせてサスペンションの調整が可能になっているため、

ホイール(タイヤ)

Bontrager Kovee 25 TLR(チューブレス対応)
Maxxis Rekon, チューブレスレディ(チューブレス対応)
テクニカルなXC(クロスカントリー)やライトなトレイルライド向けに設計された万能タイヤであるMaxxisのRekonが搭載されています。
転がり抵抗が少なく、登りも下りも速く走れるバランスの良さが特徴で、軽量さとしっかりしたグリップ力を両立し、EXOプロテクションによる耐パンク性も備えた人気の高いタイヤです。

ドロッパーシートポスト

6同様ドロッパーシートポストが搭載されています。

本格的にオフロードの走行を考えている方におすすめなモデルとなっております。


安さの理由

マーリンシリーズは他のモデルに比べ比較的安価なモデルとして展開しております。
その、理由についても説明をさせていただきます。

一世代前の企画

マーリンシリーズは簡単に説明してしまうと全体的に一世代前の企画を使用したモデルとなっています。
ヘッド(コラム)・・・現在主流であるテーパード企画ではなく円柱型の企画となっています。そのため、サスペンションを現在主流となっているテーパードコラムのフォークに交換することが出来ません。(ヘッドパーツを変更することで交換も可能)
ホイール(ハブ)・・・現在マウンテンバイクではBOOST企画というものが主流となっていますが、マーリンの場合QRタイプのモデルとなっています。そのため現在主流となっていくスルーアクスルのホイールは使用することが出来ません。

これらの企画を使用することでマーリンのコストパフォーマンスの秘訣でもあります。
比較的ライトなオフロード走行であればそこまで気になる部分ではありませんが、パークやトレイルでの走行をより楽しみたいとなると力不足を感じてきてしまう部分も出てきてしまいます。
オフロードの走行をメインに考えている方は下記のモデルなどがおすすめです。


下りも楽しめるハードテイルなら
Roscoe 7 \212,890-⇨¥197,901

Roscoe 7は、トレイルを楽しみながら疾走したいライダーに向けたハードテール。懐の深い140mm トラベルのサスペンションフォーク、29インチホイール、ワイドなギア比のドライブトレインは、始めたばかりのライダーに最適なだけでなく、ベテランライダーをもニヤけさせるほど楽しい走りを実現。(TREK公式ページより)

ロスコーは、日本のトレイルにピッタリのハードテイルモデルです。
写真のモデルは現在在庫限りでセール中となっているので気になっている方は今がチャンスです!!
サイズによっては手に入らないモデルも出てきているのでお急ぎ下さい🏃

実は新型モデルも出ております気になる方はこちらのブログも御覧くださいませ。


登坂に強いクロスカントリーバイクなら
Procaliber 6 ¥219,000-

Procaliber 6はレースやシングルトラックで熱い走りを見せるためのXCマウンテンバイク。レースに出られる仕様ながら、価格を抑えた最新ジオメトリーのアルミフレームを採用。コーナーや荒れたセクションからすばやく飛び出し、いつでも上りでアタックを仕掛けられる。Shimanoの12速ドライブトレインはレースに必要なギア比を備え、120mmトラベルのRockShoxフォークが岩からの衝撃を吸収して快適に走れる。(TREK公式ページより)

TREKのマウンテンバイクの中でも軽量かつ登坂に強いモデルを求めいる方はプロキャリバーがおすすめです!!

マウンテンバイクのご相談はbike portへお任せください

冬になり里山を走るのには楽しい時期になってきました!!
ウンテンバイクを始めたい方ぜひ一度bike portでご相談くださいませ。
皆様にぴったりの一台を一緒に探させていただきます

皆様のご来店心よりお待ちしております

音澤 真之介

二子玉川店メカニック兼広報担当「トレックを知り尽くしたメカニック」

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